表情筋エクササイズを続けてほうれい線を改善!

ほうれい線が目立つ原因の1つに表情筋の衰えがあります。そのため、表情筋の構造や役割を理解して表情筋を鍛えれば、ほうれい線の予防や改善の対策になります。そこで、今回は、ほうれい線対策としての表情筋エクササイズについてご紹介します。

ほうれい線と表情筋の関係

表情筋は相互につながっているので、影響を与え合っていますが、特にほうれい線と関係が深いのが、口輪筋、小頬骨筋、大頬骨筋、頬筋、笑筋の5つです。
口輪筋は、唇の周りを円状に囲んでいる表情筋です。口を閉じたり突き出したりすることで、口元のさまざまな表情をつくり出し、ほかの表情筋の約7割とつながっているので、顔の表情への影響が大きい筋肉です。この筋肉が衰えると口元のたるみ・しわにつながり、ほうれい線が目立つ原因となります。

小頬骨筋は、口元や頬を斜めに引き上げて、笑顔をつくるはたらきをする表情筋です。この筋肉が衰えると、頬がたるみ、ほうれい線の原因になります。

大頬骨筋は、口角を引き上げて、大きな笑顔をつくるのに中心的なはたらきをする表情筋なので、この筋肉を鍛えることで、ほうれい線の予防につながります。

頬筋は、上下あご関節から口角に向かって伸び、口角を斜めに持ち上げるはたらきをする表情筋です。口輪筋につながっていて、フェイスラインをつくっており、この筋肉が衰えると口元がたるみます。

笑筋は、口元から外側のエラに伸びている表情筋で、口元を引っ張ることで、笑顔をつくります。口輪筋だけでなく、口角の皮膚やあごの皮膚ともつながっています。
ほうれい線の予防や対策は、この5つの表情筋を意識しましょう。

ほうれい線対策の表情筋エクササイズ

①あいうえお体操
まず、全体に大きく口を広げて「あ」の口にします。つぎに、口の両端を左右に大きく広げながら「い」の口にします。つぎに、唇を尖らせ、前に押し出して「う」の口にします。そして、口角を上方左右に広げて「え」の口にします。

最後に、口を大きく上下に伸ばて「お」の口にします。これを10回程度繰り返すことで、血液やリンパの流れが改善したり、表情筋がほぐれることでしわの予防にもつながります。ただし、効果が出るまで1カ月程度かかるといわれています。また、頭皮マッサージをして、重力に逆らって皮膚を持ち上げている頭皮の引っ張る力を鍛えると、頭部から続いている顔の皮も引っ張られ、相乗効果が期待できます。

②フグ体操
まず、呼吸は鼻から行い、フグのように頬に空気をたっぷり入れて膨らまします。つぎに、目の下の筋肉が動くまでを意識して、息を吐いて頬を目一杯くぼませます。これを、無理しない程度で、少し口元がだるくなるくらい、あるいは少し筋肉痛になるくらい繰り返すことが効果的です。

③ベロ回し体操
まず、口を閉じたまま口の中で舌を右周りに20回まわします。この時、歯茎や歯の間、歯の土台と舌の間の空間まですべてを細かく舐めまわしましょう。つぎに、口を閉じたまま先ほどとは反対回しで舌をまわします。このとき、頬の筋肉を持ち上げるようにして回すと頬の筋肉を柔らかくし、コリが取れやすくなります。1日3回やると早い人で数日後には効果が現れるそうです。さらに、口周りの血行が促進し、二重顎が解消したり、唾液の分泌量が増え、虫歯や口臭予防にもなるといわれています。

まとめ

表情筋のエクササイズによるほうれい線の対策は、即効性があるものは少ないので、継続することが大切です。表情筋を鍛えれば、ターンオーバーがよくなり、ほうれい線以外の肌悩み解消や美顔効果の可能性もあるので、ぜひ試してみましょう。